むこうがわのあなた

作品集: 最新 投稿日時: 2014/06/07 23:41:21 更新日時: 2014/06/07 23:41:21 評価: 6/6 POINT: 50 Rate: 2.14
あなたがわのむこう



一、


ねえ。


…ねぇ?


――ね、聞いているのでしょう。


分かるのですよ。姿が見えなくとも、心の声は聞こえますから。
いえ、いいのです。しばらく、このまま、私が壁に向かってひとりごとを呟いたりしますけど、それを聞くも聞かないも、あなたの自由です。
顔を見ないで、こうして隔てられているのに、会話が出来るなんて、不思議でしょう。私の能力みたいなものなどなくても、こんなにも、ね、ほら。声が通る。
この壁、随分と安普請だと、思ったことはありませんか? あなたが他の部屋の壁を見たなら、尚更そう感じるのじゃないかしら。
ええ。実はこの部屋、もともとはこの部屋、私の部屋と、ひとつだったのです。
あまりに大きなお部屋だから、使い勝手が悪くて。壁をこしらえて、二部屋に分けたの。
せっかくこれだけ広いんだから一緒に、って、もとは妹と過ごしていたんだけど、ほら、今は、あの子、別の部屋を使ってるから。
姉としては、すこしだけ、寂しいものよ。
ええ。その寂しさを埋めてくれたのは、あなたたちだったわね。
今でも思い出すのよ。あなたが私のところに来た頃は、手のひらで包みこめるほどの小さな雛だった。
親兄弟とはぐれて、心細さにぴいぴいとやかましかったあなたは、今までの子の中でもぴかいちに手がかかった。
寂しがりやで、甘えん坊で、食いしん坊で。
だからあなたがひとの姿で生き始め、仕事を任せても問題がない働きぶりをみせるようになった頃、部屋をあげてひとりだちさせるのが、嬉しいような、心細いような、不思議な気持ちだった。
あなたがちゃんと過ごせるように、それでいて目が届き、寂しい思いをさせないように、それから、自分も寂しくないように、そう考えた時に、そうだ、隣の部屋がいいって、思ったのよ。
こうやって、姿が見えなくても、心の声が聞こえる距離。私にとっては、心地よかったわ。

けど、この距離が、あなたとの関係を変えてしまった。
或いは、壁さえなければ。二つに分けた部屋のかたわれではなく、いっそ同じ部屋か、燐のように遠くの部屋に、しておけばよかった。……今はね、後悔してるの。
どんな後悔ですって? あなたには、そうね、想像つかないでしょうね。
私がそれについて語ったところで、理解だってできないかもしれない。こんなこと、理解できる人がそんなにいたら困るって、思うのですけれど。




二、

あなたが外の色んな世界を見て、様々なことを学んで、大きくなっていくのは、もちろん私の喜びでした。
いいことも、よくないことも、みにくいことも、きたないことも、全部を平等に学び、それでも尚まっすぐなあなたが宝石のようでまぶしかった。
大事でした。大切でした。それは、間違いないのよ。
けど、あなたが恋という感情を覚え、それを私に向けてきたとき、私は戸惑いました。
私には、その気持ちに応えることができなかったから。
あなたを傷つけずに、その上で応えずにいることしかできなかった。
その点については私が大いに間違っていました。あなたは、ありがとうというだけで恋に応えない私に、少しずつ、小さな傷をつけられていたのですよね。
はい、あなたの心の中に切なさや嫉妬やもどかしさが育っていく様子すら、私は知っていました。その上で、見て見ぬふりをした。
あなたは同時に、性的にも成熟していきました。恋なのか性欲なのか分からないまま、あなたの不満は募っていく。

ねぇ。あなた、あれはわざとだったのでしょう?
燐とのこと。


正直ね、ほんとうに。




燐は人の姿で活動するようになってからも、ある時期どうしても猫の本性に逆らいきれないことがあります。
発情期。今はもう、意味が分かっているわね。
昔のあなたは、燐が体をくねらせて声を上げるのを、ただ不思議そうに見ていただけでしたけど、一度躰の疼きを覚え、発散させる先を求めていたあなたは、発情期に入った燐を利用した。
あたしが落ち着かせてあげる。燐が早く元に戻れるように、手伝ってあげるよ。
たとえばそんな言葉で誘ったのかしら。私には分からないけど。心は読めても、過去は読めないから。
理性の緩みきった燐を部屋に連れ込むのは、とても簡単なことだったでしょう。
あなたは、わざと寝台をこちらの壁に寄せましたね。そして燐を抱いた。はじめこそ、ぎこちなかったけれど、あなたはすぐに、上手くなった。

聞こえていましたよ。すべて。それが、あなたの望みだったのでしょう?

燐の頭の中は、まぐわいでいっぱい。
今思い出しても恥ずかしくなるほど、あられもなく乱れていた。

『おくうのゆび、なかの、きもちぃとこ、あたって、いっちゃう、いっちゃう、また、きちゃう、だめ、くる、いい、いい、すごいのきちゃうよ、ああ、最高、すっごいきもちいいっ』
……あの子らしい、とびきり直截的でいやらしい言葉。口から出る言葉と、心の中で叫ぶ言葉は、ほとんど違わなかったわ。ひとりで慰めるのも限界だったから、あなたに抱かれて本当に嬉しかったみたいよ。
でも、あなたのほうは、違ったわね。
口先では燐を愛でながら、心の声は違っていた。そうでしょう?

『あのかたも、さとりさまも、こんな風に腰を高く上げて鳴くのかなぁ。膣内を熱く蕩けさせて、締め付けて、あたしの指が動く度に何度も達して、ああ、考えただけでたまらない。
さとりさまを抱く時は、こんなに意地悪なことしない。やさしく舐めていっぱいキスして、さとりさまが、うつほ、おねがい、挿れてくださいって恥ずかしそうに足を開くまで、中はお預けして、そんで、おっぱい両方ともちゅっちゅってかわりばんこに吸いながら、指は最初は一本だけで、少しずつ増やしていくんだ。……ああ、さとりさま、さとりさま、抱きたい、抱かれたい、愛したい、愛し合いたい、愛されたい、すき、すき、さとりさまだいすき、あいしてる、さとりさまさとりさまさとりさま』

何を恥ずかしがっているの? あなたが、考えていたことでしょう。
燐が何度も嬌声を上げて達し、いきながらあなたを求める声も。
あなたが燐を追い立てる、意地悪な囁き声も。
それらを全部上回って響くほどの、あなたの心の声も。

私は、あの日から、何度も、何度も、聞いてきたのよ。



ひとつだけ、教えてあげる。
いいことか、悪いことかは分からないけれど。


あなたは、燐とのまぐわう様子を、私に聞かせたかったのよね。
けど、一度だけ、私ではないひとに、聞かれていたのよ。あなたたちの声。



三、


わかるわよね?

その昔、この壁に隔てられなかった頃、同じ部屋にいた。あの子。


そんなに驚くようなことかしら。あの子が何故、私の部屋に入り込んだのかはさておき、あれだけの声を燐に上げさせておいて、私にしか聞かれない、って、本気で思っていたの?
可能性はあったのよ。今も昔も、これからも。


覚えているかしら。燐の背中を壁に押し付けて、壁ごと犯すほどに激しく交わっていたあのとき。
私はひとりではなかった。耳をふさぎながらうずくまって、じっと眼を閉じていた、そのとき、あの子は来たの。私の前に立って、私の顔を見て、頷いた。
呼びかけようとしたら、人差し指で塞がれた。
そのまま顔が近づいてきて、キスされたわ。
私は抗えなかった。あなたたちの声に煽られ、体がすっかり火照ってしまって、頭の中までぐちゃぐちゃで、まともではなかった。
そして、あの子は、私のどんな無意識があの子を呼んだのか、すぐに理解したわ。
立たされ、服を脱がされた。子どもみたいに、されるがまま。
手首を掴まれて、引きずられるように壁まで連れて行かれた。そして、押し付けられた。あなたたちの嬌声に震える、薄い壁。
反対側であなたたちがしていることを考えて、背中が震えたわ。壁の冷たさで鳥肌が立って、全身が縮こまっているところを、あの子に抱き締められた。
唇の動きだけで、声出しちゃダメだよ、おねえちゃん、って言われて、私は頷くのが精一杯だったけど、とにかく同意は示すことが出来た。
あの子は私を壁に押し付けたまま、胸を舐め始めた。片方を嬲っている間は、指で捏ねまわされた。私の中でくすぶっているものが一気に燃え上がった、まさにそんな感じだった。息が上がって、泣きそうになって、あの子にされるがままになって。

感じたわ。とても。気持ちよくて、全身が痺れて、世界が終わりそうなくらい最高だった。
もっと触れて欲しくて胸を反らすと、あの子が喉の奥で笑いを堪えて、その後でもっと強く、舐めて吸ってくれたわ。
冷たい手が腰から回り込んで、お尻の方から届いたときには、そこはもうすっかり滴っていた。
細い指にまさぐられて、入り口だけで焦らされる。そんなことをされたのは初めてだったけど、そこの奥の方がもっと気持ちいいんだって、体の方が先に気付いていた。
壁の向こうで、燐が喘ぐ声がして、ああ、いいよ、おくうもっといっぱい挿れてって、私は声を出すことが出来ないから、あの子の指を追っかけるように腰を揺らして、はやく、してって、願うばかりだった。
してくれないのよね。まるで、あなたみたいだって思ったわ。お燐が泣いておねだりするまで焦らしたり、ね、してたでしょう。ああいう感じよ。されてるほうがどれだけたまらないか、考えてみたことある?

だめよ。

聞きなさい。
こちらに来てもだめ。

まだ、続きがあるのよ。


あの子がいつまでも、奥に入ってきてくれない。

だから私、こう、囁いたのよ。



「こいし。おねがい、挿れてください」




四、


ええ。めちゃくちゃにされました。背中に壁の痕がつくほど、激しく。


声を抑えるのが大変でした。
あられもなく叫び続ける燐が、この時ばかりは羨ましかった。
与えられる快感を、我慢することなく全身で感じて、すべて委ねてしまえる。
まるで耳元で言われているかと思うほどはっきりと聞こえる、あなたの心の声。さとりさま、好き、抱きたい、犯したい。聞きながら、あの子に奥まで抉られ、指を何本も出し入れされながら、いちばんに感じる場所を探られ、探り当てられ、攻め立てられる。
初めてだったのに、何度も達しました。
これ以上達することもできないほど体力を使い果たして、とうとう座り込んで、もう立てませんとあの子に首を振って伝えました。股の間どころか、太腿の内側が、いやらしいおつゆでぬるついて、噎せ返るような女の欲情の匂いが自分の奥から漂ってきて、泣きました。

私、妹に犯されて、はしたなく乱れたどころか自分から奥まで欲しいとおねだりまでしてしまった。



あなたが抱きたいと、好きだと思っていた女の、これが、正体なのですよ。







……失望したのでしょう? さっきから、心の声が萎れていますよ。


そして、ね。

今度は、私が、自分自身の声で、あなたに聞かせる番。

私がどんな気持ちであなたたちの声を聞いていたか。
あなたには心を読むことができませんから、私がされていることも思っていることも、全て私が、…あ、んっ……

ぇ、ええ、聞かせ、ます。
聞きなさい。


今、ここに、私の後ろに、こいしがいます。

そし、て……んっ、私は、はだか、なのですよ。
今まで語っていた間、ずぅっと、はだかだったんです。

ふ、ふふ、いやらしいでしょう?

今までのことを、壁の向こうの、あなたに語りながらね…こいしが、ずっと、肩や、背中や、腰のくびれを、撫でてくれて、いて……、ぅんぅっ、ああ、ぁ、いま、おしりに、手が、回って、きました。揉まれると、変なかんじがします……お腹の奥まで、かきまわされているような、そういう…ふ、ぁ……
あぁっ…あ、あなたたちの、情事を語るとき、とか、…はじめて、こいしに、抱かれたときのこと、語っていたとき、思い出して、あそこが、疼いてるのを、見越しているみたいに、指が、敏感な場所を、掠めていくので、た…たいへん、でした……っんっ…

わかりませんでしたか?
ふぁ、あは、よ、よかったぁ……っ、ん、あっ!? や、こいしなにするのっ、ふぁうんっ!
あっ…あっ、あっ、いっ、今、こいしが、わたくしを、壁に、手をつかせる格好にして……ああぁ…壁と、わたくしの間に、入って、おっぱいを、両方とも、いじめています…
口の中に、含んで、舌の先で、小さな丸をいくつもえがい、て……すぐ、もう、片方に移って、同じように、舐め転がして、くれてますっ……あ…だ、め……っ……この、ちょっと、物足りない感じを、繰り返されるのが、わたくし、本当に弱くて、たまらなくて、――すき、なの。
あなたの、想像の中のわたくしより……この、今のわたくしのほうが、んあぁ、い、やらしく、て、かぁいらしいって、思いませんか? くぅ、んぅんっ、んんっ、ぅあ、ち……ちくびは……左の方が、ちょっとだけ、敏感、なんです……よ……あ、やだ、こいし、焦らさないでぇ、こっちも、こっちもして、あ、ああぁ、あああっあっ、あー…きもちぃ、きもちいぃっ……
ご、っ、めんなさい……おねだりできた、ごほうびにね、りょうほー、いっしょに、可愛がってもらえたんです……
いまもね、ちくび、指で捏ねられて、そのうえから、舌で舐められて、つばで濡らされてぬるにゅるでいじられてるんです。
すごいの。こいし、今はもう、わたくしの感じるところ、全部、知ってるんですよ。


ね、うつほ。
泣かないで。
実の妹に抱かれて、壁の向こうのあなたにむかって、とびきり、いやらしくなりますから、せめて、楽しん、で。
聞きながら、慰めても、いいのよ……その声すらも、私には、聞こえるんですもの……


ああぁ…もう、きっと、わたくしの、足の間、ひどいことになってます…何度もこの子に抱かれる間に、すっかり、だらしなくなっちゃって、あぁ、もぉ、おっぱいだけじゃ、いやぁ…きもちいけど、もっと、きもちよくしてほしいんです。
え、そんなぁ……あんっやだぁっ、もういっぱい、舐めてくれたじゃないのぉ……ね、こいし。わかるでしょ…?
こっち…、疼きが、とまらないんです。
あぅうぅ、ぅふぁあぁ、や、これいじょ、乳首、されちゃったら、おねえちゃん気がくるっちゃう、ばかになっちゃうわ……真っ赤に熟れて、いちごみたいですって? きゃふぅうっんっんっ、あんっ、甘くなんか、ないでしょおっ、もうっ…あっっ! アッ! あー…だめですったらぁ……噛まれたら、また、ビンカンに、なっちゃ…ぅ……
ああ、こいし、こいしっ、お、おくちで、して。
あなたのかぁいいちっちゃなおくちで、おねえちゃんの、あそこ、ちゅっちゅして。
おねがいよ、こいし、かわいがって、いっぱい、犯して……ぇっ!

ん、あ、わ、わかった、わ、指で、広げれば、いいの、ね。するわ、できるわ、だから、待って。

っ…んんンっ……あ……あつくて……ぐっちょりしてる……こいしに、おっぱいいじられて、こんなに濡れちゃったぁ……あ、ぁ、おくち、近づいてくるぅ、舌が、とがって、わたくしの、に、とどきそ、ぉ……ん……ぅ、ん、あ、や、ひぁ、き、きた、あぁあっ、そこ、そこです、かんじる、かんじますっ、ぅああぁっ、さきっちょで、ちろちろされてるぅ、ぷ…ぷくって、まぁるく、腫れてるとこ、ああぁあんっんっあっ、かんじるぅうっ、きゅんきゅんしちゃうっ!
えぇ、なに、こいし…  ……えっ、そ、そん、な、はずかしいこと、いえな……
ぁ、あっっあっあぁんぁああっ、あぁああぁっ吸わないでぇ、ちゅーってされるの、よわいの、しってるくせにっあっきゃうぅんんっっんあぁああっだめぇだめだめいやあぁああっあんっあんっ、わかったわ、いうわ、いうから、ゆるして、ゆるしてこいし、ゆるしてぇ、おねがい……おねが……はぁ、あ……はぁ、はあ……は……

わ、たくしは……ぁ…く、クリトリス……っっく、く…充血して、真っ赤になって、勃起してる、クリちゃんを、妹に吸われて舐められて感じてる、ヘンタイ、です…………
おまん……こ……されたくて……、さっきから、お股で、妹の顔を、挟んで…腰を振ってます…っ…

んぅぁあぁっ…も、おねが、むり、腰、抜けちゃぅ……
だめぇ、うつほ、かんがえちゃやだ、だめえぇ…!
あなたが、舌を突き出して、うえ、向いて、その顔の上で、私が腰を、動かして、そんなの、舐められるよりもっとひどいぃっ!
わたくしは、わた、くしはっ、うつほのおくち、気持ちいいですなんて、そんなこと……ふぁ、ふぁうぅ、ふ、んぁっ!
いい…ません、いえませんったら!
あぁあっいやぁっ、こいし、やめてください、いやっ、イヤぁ、ひあぁ、あ!
あぁ、ああぁ、あー、ぅあ、ふぁ、ふぁあ、うあ、ぁ…あぁ、あ!
――こいしぃ、……こいしの、おくち――きも、ちぃいぃ…
勃起クリぺろぺろされるように、お尻、振って、きもちくなって、ほんとぉに、だめな、おねえちゃんです…!
うちゅほぉ、うじゅほ、んぁ、わらくしの、おまんこに、舌突き入れて、やらひぃ、出し入れ…ぇ…
妄想のなかで、じゅぽじゅぽって、すごい音してゆ、あぁ、しゅごぃれふ……ぅあああぁ、うつほのおくち、わたくしのなかで、暴れて……

ふ……ふたりに、いっしょに、いじめられて、る…ぅ…ぅ…

こいしぃ、うつほぉ、私、わたくし、限界、なんですっ!
くちゅくちゅって縁をなぞるだけで焦らすんじゃなくて!
中に指入れられてイキたいの、空が燐にしてたみたいに、いっぱい、いっぱい、じゅっぽじゅぽされたいんです…!

あ、あっ、あっ、あっ、うちゅほぉ、うつほ、わたくしのなか、指でいっぱいにして、いやらしい子ねっ…!
ゆぅっくり抜いて、ぎゅって挿れて、また、にゅりゅぅうってぎりぎりまで抜いて、わたくしの、腰が落ちそうに、なってるのを見計らって、また、抉りこんできて、あなたにご飯を渡すわたくしを、あなたに仕事を言いつける私を、いつもいつもそんな風にしたいって、そんな目で見てたんですかっ!
あーっ、あっあっぁっ、こいひぃ、ひろげない、で、奥、奥なの、うつほが考えてるみたいに、奥に、奥まで、突いて、抜いて、あああぁっお願いだからあぁっ! 欲しいの、ほしいの、いっぱいぃ、犯されたいの!

ッ、っっ、ぅっ、う、っっ、ぅあ、あ、あ、あん、あンっ、あぁ、あふ、あぁあ…っ…
あっ、あっ、こい…しぃっ……うぢゅほぉっ……ああぁあふぁあぅああっ…!
ぅあぅ、ふぁふぅっ、んふぅ、んぁ、あ、あう、あぅん、ふぁ、ふあぁ、あぅあぁえぅう……
ひもちぃ、きもち、ぃいっ、しゅごぃ、欲しかったの、ずっとこやって、こうやって、されて、そして思い切り声を上げてなきたかったんです…
あぁ、指、出し入れするのきもちぃいのぉ……!
うつほの、と、こいしの、が、同じうごきで、ふたりに、同時に、犯されてるみたいで、…アッ!?
んンっあっ! やぁ、こいし、はげしっ…あん、やん、やぅ、ひゃぅん、ぅあうぅんっッ!
アッ、あっ、あぅっ、あっ、アっ、あぅ、あふ、あぃ、あ、ご、ごめ…なさ……いま…わたくしをおかしてるのは、こいし、こいしですっ、ああっ、こいし、こいし、こいしのゆびで、指、二本も、中で壁を引っかいて暴れて、ぐちゅぐちゅ酷い音を立てて抉ってきて、子宮にごつんごちゅんして、あっあっ、いく、イクっ、はげしくてイッちゃうっ、あ、あぁ、あああっ!
あぁあアアァぁあぅうぅゥんっンっんぅうっ! ぃっぃああぅうああんっっくぅうううんああぁあああ! いくぅううウウゥっ! イッてる、いく、達ッちゃうよおぉお!
あ――ぁああぁあアアアァ! いいいぃいぃぅううぃあんっあんっいぃようぅうううっ!
いィイィいいぃいいいっっひんっぅあんっ、あぁあ、また、いってるのにまたいっちゃう、だめ、ああ、こいし、もぉひゃめえぇえええぇいいぃいいよしゅぎゆのぉぉぉおおおっ!
こいしのゆび、こいしの、こいしのがきもちいいっ! こいしとがいいの! あーっもぉ、も、また、あっ、くるっ熱いの来るまたいっちゃうっ、あぁあやぁあああああやんぁうやんっ、あぅんっ! いきたいの、いく、また、いい、いっちゃ、ぁううっ! 
ッ、つっっぅっ、んんンぅああぁ、アッ、あっ、あ! あっ! ァ……ああぁああああああぁあ――――――……



…………



っ……はぁ…………



ぁ…あっ…こいしぃ……んっ……






ねぇ、うつほ…

まだ、ね、こいし、指、抜いてくれないんです……うふふ。
すごく、すっごく、気持ちよかった。こいし、もう、心は読めないはずなんですけど。
わたくしの体のことになると、わたくし以上に、知っててくれて。だから、とても、えっちなこと、上手……

あんなにシたのに……わたくし、まだ、物足りなくて、うふ、うふふふっ。
もういっかい、このまま、しようか、ですって。私も、今、そう、思ってたから、嬉しい――




――ね、こいし。

……ね、うつほ。










私、今度は、みんなで、したいわ。
燐も空も、一緒に。

この部屋の壁、壊して。
みんなで一緒に暮らしましょ?

そうして、朝から晩まで、こうやって、はしたないこと、しましょ。













ね、どうかしら。いい、考えだと、思わない?



.
壁を壊すと同時に、また別のものも壊れる危うさ。



この姉妹には退廃がよく似合います。
作品情報
作品集:
最新
投稿日時:
2014/06/07 23:41:21
更新日時:
2014/06/07 23:41:21
評価:
6/6
POINT:
50
Rate:
2.14
1. 10 ななし ■2014/06/20 05:39:22
実にエロくて良かった
ありがとうございます
2. 6 匿名 ■2014/06/22 17:11:17
基本点:1点
テーマ:2点(0〜3点)
エロさ:2点(0〜3点)
面白さ:1点(0〜3点)
一言感想:こんなに爛(ただ)れた地霊殿は初めてですよ(笑)。壁越しのエロ実況という使い方がエロさを際立たせている好印象。
3. 8 ぱ。 ■2014/06/22 19:48:37
予想作者は……難しいですがハイK氏?

語りかけるような独白で繋がれるずぶずぶの不毛でかわいらしいえっちな記憶。気持ちよさそうで、こう、はい。こういうのはほんとたまらないです。
今回個人的にエロ部門優勝をあげたい作品。きゅーん。
いくつかあるだろうと思われた壁越しの会話。さとりの能力を上手く使った進行。本当にさとりの心中しか書いてないのに、めちゃくちゃやらしい。
お気に入りです、ごちそうさまでした。
4. 10 グランドトライン ■2014/06/24 00:22:16
もう壁なんて必要ない。それほどまでに彼女達は溶けているのだから。

部屋の設定とさとりの能力、そして周りの関係を駆使したネチョには「そう来たか」と驚かされました。
序盤の静かに語られる緊張感と後半の思い切り犯されている淫乱さのギャップがとてもそそります。
盗み聞きと寝取りと妄想が混ざったかのようなシチュエーションも欲張りで最高でした。
強いて言うなら、さとりの台詞のみの所為か少し力不足を感じてしまう点でしょうか。
しかし文章も丁寧で、隠語もしっかりと官能的に描かれてました。

まあ結論を言うと、さとりがエロ過ぎて可愛すぎる事です。
5. 7 リラクシ ■2014/06/25 21:36:17
エロイ!いやぁ堪りませんねぇ。壁越しに語りかけながらおねだりしちゃうさとり様エロイ、エロイですわぁ。
短い中に詰め込まれた過去と未来がよかったです。素敵な壁越しックスでした。
6. 9 toroiya ■2014/06/27 20:44:19
えろい情景を醸し出すさとりの独白がとてもよかったです!
身体と心の双方で責められるというプレイも映えていて最高でした
7. フリーレス Misogist ■2014/07/02 20:49:21
採点期間が終わってしまったのでコメントのみですみません。
壁越しに実況とかなんというエロいシチュエーション。昼メロかっ
淫語系にも見えるけどあくまで語りかけなので淫語に非ず
この古明地姉妹とお燐とお空、ありだとおもいます!1!!
今後爛れきる四人関係を予感させる余韻といい、大変俺によしでございました
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